Thunderbirdっていうメールソフトがあるけど、ちまたではPC用のメールソフトでは1番メジャーなソフトらしい。
「らしい」というのは、今まで自分はMicrosoftのLiveメールを使っていたので、Thunderbirdっていうのは聞いたことはあるけど、あまり使ったことがなかったから。
しかぁ~し!Liveメールが入っているWindows Essentials自体、サポートが終了して、この名作はダウンロードできなくなってしまった(実はできるけど)。末端ユーザーは専制君主Microsoft様のわがままに翻弄されるだけってこと。
Microsoftは今やこの業界では巨人中の巨人。こうなっちゃうと、もうユーザーの気持ちより自分のこと優先になるんだね。○ランプさんのアメ○○ファーストみたい。
そこで、いやいやThunderbirdというのを使うことになってしまったんだけど、慣れていないので、なんか使いにくいというか、アカウント情報を見たいなと思っても、どこに情報があるのかわからない。
というのは、職場のメールアカウントのうち、毎日チェックしないアカウントがいくつかあって、尚且つそのアカウント宛にもメールが来ちゃうんで、一括してチェックできるようにする必要が生じたんです。
Thunderbirdメニューバーの「ツール」をみると「設定とデータのインポート」はあるけど「設定とデータのエクスポート」は見当たらない。インポートするならエクスポートもしろよな!
しかも、インポートできるのはLiveメール、Outlook、Becky!の3つだけ。お前、ThunderbirdのくせにThunderbirdのデータはインポートできないのかよ?所詮は孤高のUMAなんで、同種といえどあたしぁ知りませんぜ、ってことか。(愚痴×1状態)
ちなみに、今は亡きLiveメールでは メニューバーのファイル→オプション→電子メールアカウント→エクスポートしたいアカウントを選択して→エクスポート とすればアカウントデータが書かれた***.iaf(インターネットアカウントファイル)ファイルが出来上がるので、それを移転先のPCにUSBメモリなどで持って行って、エクスポートと同じ(エクスポートがインポートになるだけ)操作をすると、その2、その3のメールアカウントとしてコピペできる。所要時間は約1分、超簡単なのであった。
でも相手は謎の生物、UMAだ。もうThunderbirdなんて11文字も打つのはめんどっちぃのでUMAって書いちゃう。
ネットをググってみると、自分でプロファイルデータの保存しているフォルダをコピペしろとか書いてあるけど、自分のPCのUMAですら、どこに自分のアカウント情報が入っているのか分からんのですわ。
アカウントを右クリックしてもそれらしい項目は見当たらない。
Outlook ExpressからLiveメールの流れがメーラーの本流だと自分的には思っているので、UMAも同じ操作で同じことができるようにしろよな!ExcellだってLotus1-2-3(←知ってるこれ?)と共通させていたじゃん!!と思っちゃうよね。
だけど、愚痴っていても先には進めないので(この時点で愚痴×2状態)、ネットで探してみるんだけど、どういうわけだか出てくるのは「メールもアカウントも丸ごとエクスポート」とか「データ丸ごとお引越し」とかばっかりヒットするんです。んもうっ!アカウントだけで良いっちゅうねん!!
しかも、これ使えるか?と期待しつつ開いてみると、「PCを買い替えたのでお古のPCのアカウントを新しいPCにお引越し」的なもの、それまでのデフォルトアカウントを上書きして、クローン環境を作るものばっかり。だ~か~ら~、そんなことしたら、自分のアカウントはどうなるんだよ!2つ目、3つ目のアカウント設定だけをこっちのPCに入れたいんだっちゅうのっ!(愚痴×3状態へUP)
この辺で、「アカウントを素直に追加して、パスワードも新しくして」ってやれば良いような気がしてきたけど、そこは意地だね。何としてもLiveメール的なエクスポート→インポートがしたい!
で、どうやらUMAではこういうことは機能を追加するアドオンを組み込まなきゃダメらしいのね。どのアドオンじゃいとメニューバーのツール→アドオン、左端のジグソーパズルのピースみたいなマークの上の四つ足のヒトデ&星みたいなマークをクリックして、「その他のカスタマイズ方法」の「すべてのアドオンを見る」をクリックする。
「ImportExportTools NG」というのが何となくお目当のアドオンぽいので追加を実行。お、一瞬で追加されるんだ。そのあとUMAを再起動すると使えるようになる。
それじゃ、試してみっか。アドオンはどこかな~、メニューバーのツールを開くと下のほうに、いたいた~。
早速、プロファイルのエクスポート(保存)をクリック。なんか警告が出たけど、どうやら、「この作業には結構時間がかかるけど大丈夫?」ということが書いてある。ので、GO!
しばらくすると、また別の警告がでた。これまた「この作業を続行すると時間がかかっちゃって、応答なしってなるけど仕事はするけど、大丈夫?」みたいなことが書いてある。警告メッセージをメモってなかったので、自分なりにアレンジしましたけど、どうやらやることはやるらしい。
しかし、何分かかってんの。Liveメールびいきの自分としてはそう思うくらい時間がかかるし、UMAも本当に「応答なし」。まじでフリーズしてんのかと思うくらい。
10分くらい待ったら、作業終了してました。
じゃ、次、インポートね。プロファイルのデータをフォルダごとUSBメモリーに突っ込んで、自分のPCに挿して、ImportExportTools NGでプロファイルのインポートをクリック。
これまた、結構なお時間がかかっちゃうみたいだね。やっぱり応答なしになってる。でもインポート中…って出てるね。待つこと5分ほど。インポート完了!ってなった。「次へ」をクリック。すると…
プロファイルマネージャを起動しろってか。あぁ、まだ終わんないのね。でプロファイルマネージャを起動して、ちょこちょこっといじって、UMAを再起動と…
はぁあ?ぜ~んぜん、ダメじゃん! プロファイルをインポートって、まったく進展なし。インポートしたプロファイルとやらはどこいった?
ここで、さらにグーグルクロームさんにお願いすると、プロファイルマネージャで操作できるという情報を発見。まぁ、確かにできたけど、いちいちコマンドプロンプトからプロファイルマネージャを起動して使用するプロファイルを切り替えて…
Liveメールだったら、1分もあればできちゃうことが、UMAでは20分かけてもできないとは。
アカウントが5つも6つもある人は、こんなの使えん!
ツールで「設定とデータのインポート」というのがあったから試してみたけど、今時点で同じPCにLiveメールがインストールされていれば、そのアカウントはインポートできた。
けど、けど、けどぉ~、メールの受信はできるけど、もともとあるアカウントの受信フォルダに受信されるので、どのメールがどのアカウント宛に送られてきたのか一発ではわからない。
それに、ほかのPCからのアカウント設定情報は全く別のお話。
イメージしているのはそれぞれのアカウントのタブがUMAを起動した時点で出ているか、アカウント名が一覧表示されていて、それぞれのメールを一目で確認できるっていうもの。
だが、これではイメージにほど遠すぎる。地球から冥王星くらい遠すぎる。
で、二日ほどもがいたけど、結局、Liveメール like なアカウントのエクスポート・インポートはUMAではできないのだと自分の中で結論付けました。もう疲れた… 意地崩壊…
仕方がないので、それぞれのPCのところへいって、パスワードをメモって自分のPCで一つ一つメールアカウントの設定をします。はい、はい、いいんですよ、それで。UMAには無理なことは求めませんから。
結論として、Thunderbirdが使いやすいというのが大勢だとは思うけど、自分的に確かにThunderbirdは多機能だけど、出来て当然な基本的なことができない(またはめんどくさい)ので、Thunderbirdは使いにくいです。
でも、自分でわからなかっただけで、こうすれば簡単にできるよってのがあれば教えてください。